【ピノ・メール】ポイント5倍中 → 本気の『Ch.ラグランジ ュ』激レアの白ラグも…
。
ブログやメールでもご案内してましたが、先月7月の10日〜17日まで
初のフランス&イタリアのワイナリー研修に行ってまいりました。
かなりハードではありましたけど、しっかりとお勉強。
ほとんど買い物する時間すらありませんでした…
おかげで嫁には、ブツブツといわれましたけどね。
さて、訪問したワイナリーの事も色々とまとめねばなりませんので、この
メルマガから順次、訪問先ワイナリーでの事をまとめて行きたいと思いま
す。
ワイナリー&それ以外の事はブログにて随時更新中!
ameblo.jp/torys-memo/
言っておくけど、長いよ!
┃今日のワイナリー『シャトー・ラグランジュ』┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/c/0000000346/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/1/1p0ucd/
ツアー初日はボルドー。
『シャトー・ラグランジュ』といえばご存知の通り、日本企業サントリー
が所有するシャトーで1983年に買収。
当時は「日本の企業がフランスの格付けシャトーを買収するなんて!」
と話題になったそうですが、そりゃそうですよね、この時期の日本と言え
ばグングンといろんな企業が世界に進出、脅威とかその後のバブル的に見
られてもしかたないですよね。
しかし投資でなく本気!
大改革を行い、今では誰もが格付けに値するシャトーに復活させたと感謝
されているくらいですから。
実際、買収する前のラグランジュと言えば、スペイン人がオーナーでした
が、運営の資金面などの問題で、157ヘクタールの土地の内54ヘクタ
ールのみブドウ栽培に使用。他はそのままの放置状態。
格付け3級としての輝きは完全に失われてました・・・
当然資金で難しいわけですから醸造に関してもなかなかうまくいかずにと
うとう売却、これをサントリーが買い取ったというわけです。
●まずは畑の見学。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
案内していただいたのは、ラグランジュの副会長でもあり、自身もヨーロ
ッパ数カ国でワインの醸造の経験をもった椎名さん。
ラグランジュの畑は、格付けシャトーの畑としては、ジロンド河から少し
内側に位置しています。実は河から内陸に向かって波を打つように幾つか
の丘があるんですが、ラグランジュは3番目の丘。これが河に近づくほど
にシャトーの格付けが高くなる傾向があるようで、河が持つ保温効果など
でブドウの成熟に影響する事が、ワインの出来に影響する為だそうで、こ
の辺りはボルドーのテロワールにも関係しているみたいです。
で、ラグランジュの畑。
キレイに手入れの行き届いた畑です。ピシーっと整ってます。
ラグランジュでは現在カベルネ、メルロ、プティヴェルドの3つのみをワ
インに使用。他は栽培すらしてません
カベルネソーヴィニヨン 65%
メルロ 28%
プティヴェルド 7%
畑は105の区画に分け、カベルネとメルロはだいたい20年〜25年の樹
齢、PVは植え替えてまもないこともあり若い樹齢ですが、ワインにタンニ
ンを酸味を加える意味では丁度いいそうです。
ちなみにブドウは50年周期で植え替えるようにコントロールされておりそ
れぞれの区画でスケジューリングしているんだとか。また他の畑に比べて、
ブドウの木のや房の位置が高く、通常90cm程度ですが、ここでは+30cm
で育てており、ブドウへの風通しを良くし、また陽が当りやすくするように
しています。
●次に醸造施設。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ラグランジュに改革・改善は今でも止まる事無く続いています。
たとえば発酵用のステンレスタンク。
今までは220ヘクトリットルの大型ステンレスタンクを使用していました
が、昨年から随時新しく60〜120ヘクトリットルの小型タンクに変更。
順次交換追加をして行き、最終的には100個くらいがここに並びます。
この変更は、大小々な区画ごとに収穫し個別に発酵させている為、全て同
一のタンクだと作業的効率やタンクでの液面の比率(ブドウが少なくても多
くても同じタンク)などから新たに小さいサイズに変更。
これによって無駄がなく、ブドウの区画ごとの味わいをキチンと表現できる
ようになります。
ここでラグランジュの秘密兵器を発見!
レーザー感知のオートメーション選果台
お値段約2000万円!!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
選果といえば、ベルトコンベアにブドウの房や粒が流れてきたものを作業ス
タッフが目視でふさわしくないものをはじいていってますが、これは、ブド
ウが一粒づつ並ぶように溝の付いた升目上のコンベアでブドウを流して行き
ひときわ高くなった部分に埋め込まれたレーザーで、事前にプログラムされ
た、粒の大きさ・色などを自動的に判別、それに見合わないと判断したもの
を圧縮した空気で吹き飛ばしてしまうというシロモノ。
動画で見たことはありましたが実物見たのは初めて…。
もっと機械の精度が上がれば、もう一台買おうかとも思案中だそうです。
これもってるの、ボルドーでは3社くらいなんだとか。
もちろんまだまだ研究段階でもありますので、この機械に一任してるわけで
なく、ちゃんと手作業での選果も行なわれてますので、ご報告。
この後熟成の樽庫も見せていただきました。
3500〜4000個の樽を保管、澱引きは全て手作業。
慣れた人は1日に60樽ほど澱引きをこなします。
新樽は、シャトーもので60%、セカンドのレ・フィエフで20%を使用。
バランスやリスク回避の為に毎年5〜6社へ分けて発注、焼き加減は全て
ミディアム
●さてテイスティングは2010年
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2010年は、天候的にも問題なく良年。後半天候などの関係で収穫は比較
的遅め。ラグランジュで使う3つの品種の中では特にカベルネが当たり年と
も言える。
10年は瓶詰め前のサンプル品
『レ・フィエフ・ド・ラグランジュ2010』
しっかりとした凝縮感。収穫が遅かった事からか未熟感が感じられず
瓶詰め前ながら果実と酸がうまく調和してます。リリース直後からバ
ランスよく楽しめると期待大。
『シャトー・ラグランジュ2010』
先のフィエフにタンニンなどのボリュームと複雑感がスケールアップ。
しっかりとしたタンニンですが、キメはこの時点でかなり細かい。味わ
いが非常にクリア。タンニンが口の中に残るものの、余韻はすごく柔ら
か。この複雑味は樹齢の賜物なんでしょう。
2010年はカベルネの出来がかなりよかったので、プティヴェルドは
使用せず、CSとMerのみ。
10年を試飲した椎名さんが、この辺りに近いかな?
と選んでくれたのはシャトー・ラグランジュ2005
『シャトー・ラグランジュ2005』
香りは若い時の尖ったり硬い感じはなく甘く芳醇。なかなか香りが印象
的なワインです。あと酸味がしっかりしてます、果実とのバランスを強
すぎかなとも思えますが、これからの飲み頃を考えると後2〜3年で旨
くバランスがとれてるんじゃないかと。
この年はメルロが気持ち多くて、Mer45%、CS40%、PV5%
=================================================
▼ http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr05/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/2/1p0ucd/
┴ 当店通常価格 11,235円 を POL特価 8,426円
=================================================
そしてもう2本
超貴重なラグランジュの白ワインである『レ・ザルム・ド・ラグラ
ンジュ』
どのラグランジュよりも最初に無くなってしまうのがこの白ラグランジュ。
=================================================
▽ http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alslw09/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/3/1p0ucd/
┴ 当店通常価格 3,885円 を POL特価 2,814円
=================================================
113haの所有畑のうち、たった4haの区画でソーヴィニヨンブラン
60%、セミヨン30%、ミュスカデル10%のブレンド。
最高のランチワインであり、ディナーでも絶対に満足度の高さ、ポテンシ
ャルもってます。
酸味とをベースに、ハーブや花の香りの爽やかさに、わずかにオークから
のバニラのニュアンス。
セミヨンのハチミツ的な味わいがSBの酸味にうまく絡まりあって味わい
に奥行きを複雑味がでます。2009年と若さからのハツラツさはこの時
期の白ワインとしてはとても贅沢な気分にさせてくれるワインで、しかも
ボルドーで3000円切るのは間違いなくお値打ちです。
ちなみに10年は生産量が3分の2程度まで下がる為、日本には数ケース
程度なんで多分小売りでは入手不可になるかもしれません…
そしてお昼のランチと共に飲むワインとして選んでくれたのは、世の中的
にはあえて「オフ・ヴィンテージ」などといわれる1991年。
当たり年なら、熟成に耐えられるボリュームや力強さ、ポテンシャルを持
っていますが、オフと言われる年はやや味わいが細く長期には向かないと
言われています
がっ、
味わい、口当たりが比較的軽い事から、昼間の赤ワインとしてや長期まで
待たずに楽しむ格付けワインとしては、Goodヴィンテージ!!
価格としても安めに推移している、いわゆるオフヴィンテージ。
格付けシャトーものなら、1990年代は狙い目です。
ポ┃イ┃ン┃ト┃ア┃ッ┃プ┃祭┃!┃ 5┃倍┃!┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛
POLで買えるラグランジュ・バックヴィンテージ┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
2000年代がずらりと垂直で味わえます。
■シャトー ラグランジュ[2001](750ML)赤
==> 当店通常価格 9,555円 を POL特価 7,166円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr01/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/4/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2002](750ML)赤
==> 当店通常価格 10,185円 を POL特価 7,638円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr02a/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/5/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2003](750ML)赤
==> 当店通常価格 10,395円 を POL特価 7,796円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr03/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/6/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2005](750ML)赤
==> 当店通常価格 11,235円 を POL特価 8,426円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr05/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/7/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2006](750ML)赤
==> 当店通常価格 8,610円 を POL特価 6,457円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr06/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/8/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2007](750ML)赤
==> 当店通常価格 7,035円 を POL特価 5,276円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr07/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/9/1p0ucd/
■シャトー ラグランジュ[2008](750ML)赤
==> 当店通常価格 7,245円 を POL特価 5,433円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alclr08/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/10/1p0ucd/
ハーフボトルもマグナムボトルもあります。
http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/c/0000000347/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/11/1p0ucd/
今からの美味しいセカンド&サード┃
━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■レ ザルム ド ラグランジュ[2009](750ML)白
==> 当店通常価格 3,885円 を POL特価 3,108円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alslw09/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/12/1p0ucd/
多分来年は手にはいらないぞ〜〜!
セカンドの5ヴィンテージの飲み比べセット
■レ・フィエフ・ド・ラグランジュ 垂直5VT試飲体験セット
〜2002/2003/2005/2006/2008〜
==> 当店通常価格 23,887円 を POL特価 17,000円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/ig11104wt5/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/13/1p0ucd/
---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---
■レ フィエフ ド ラグランジュ[2002](750ML)赤
==> 当店通常価格 5,460円 (税込) を POL特価 4,311円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alcmr02/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/14/1p0ucd/
■レ フィエフ ド ラグランジュ[2006](750ML)赤
==> 当店通常価格 4,378円 (税込) を POL特価 3,499円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alcmr06/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/15/1p0ucd/
■レ フィエフ ド ラグランジュ[2008](750ML)赤
==> 当店通常価格 4,022円 (税込) を POL特価 3,213円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alcmr08/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/16/1p0ucd/
■レ シーニュ ド サンジュリアン[2006](750ML)赤
==> 当店通常価格 3,118円 を POL特価 2,491円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alcnr06/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/17/1p0ucd/
■レ シーニュ ド サンジュリアン[2008](750ML)赤
==> 当店通常価格 3,118円 を POL特価 2,491円
==> http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/alcnr08/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/18/1p0ucd/
セカンドやサードクラスなら、タンニンも強すぎず柔らかい飲み口
なんで、夏場でも旨く飲める付き合えるワインです。
シャトーを入手してもうすぐ30年。入手後植え替えたブドウも
高い樹齢となってきて、ここ数年はより味わいに複雑さなどの変
化も出てきたといいます。
まだまだ改善を積極的に行なって、3級としてのと言わず、2級
などに迫るワインとして行きたいと語っていただきました。
日本所有のシャトーとか、飲まず嫌いは避ける事無く、ぜひ手に
とってみてください。
世界中で頑張る日本人ワインメーカーを応援していきましょう!!
---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---
┌─────────────────────────────
│4月の売れ筋
│
│◎カリムナ シラーズ BIN 28[2006]ペンフォールド
│ http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/vlpfc07/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/19/1p0ucd/
│
│◎ムルソー [2008]ブシャール P&F(ドメーヌ)
│ http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/blmd08/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/20/1p0ucd/
│
│◎アンリオ ブリュット スーヴェラン NV 750ml【正規品】
│ http://m3.rakuten.co.jp/pinotnoir/hebskn/%253fscid%3drm_234726/-/2/5146/838iy/21/1p0ucd/
│
└─────────────────────────────
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
〜今日の小言〜〜
実はラグランジュの前には、ラフィットを訪問。
午前中のラフィットは格別…
あとは、ラトゥールやマルゴーは建物前で記念撮影を、THE
観光客。
飲んで食って移動してのツアー詳細は
【ブログ】
ameblo.jp/torys-memo/
【twitter】
POLツイッター @pinotnoirwines
≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡■≡